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大学・専門学校中退問題 [文部科学省]
大学・専門学校中退は,高校中退に比べ規模は大きく,リスクはほぼ同等であり,変容可能性は高いということで,大学・専門学校中退にフォーカスして取組をするほうが社会的なインパクトが大きいだろう
これまで大学・専門学校中退問題というものに,政府中心にしてあまり取り組まれていなかった
中退の主な原因:
学生と大学が提供している教育内容・教育方法とのミスマッチ
個々の学生が抱えている課題や事情
経済的困窮,発達障害,ソーシャルスキルの低下など
キャリア不安・将来不安と大学卒業価値の低下
『この大学にいて一体何になるのだろう,先輩たちを見ていて,半分ぐらいしか就職しない。就職先もハローワークで探すのと何が違うのだろうとか,そういうことを考えるようになって,4年間学び続ける,しかも学費は400万円,一人暮らしをしていれば800万円程度の投資がかかります。これ以上,借金を増やさずに,退学して働き始めたほうがいいのではないか』
私も教授会なんかも参加させていただく機会が結構あるのですが,皆さん,経験とか勘で物事をおっしゃることが多くて,議論がまとまらずに何も決まらないということが結構あるのです。物を決めるための素材がないから決まらないのだと思うのです。ですので,必要なエビデンスをしっかりそろえて,共通の素材に基づいてロジカルシンキングをしていくと,皆さんの合意形成が図れる
約7割の学生は1年次の成績を卒業まで維持している
「学生の大衆化」ということがよく言われますが,一方で「教員の大衆化」ということがダブルで進んでいる
日本の大学,学校も社会も,再チャレンジするという仕組みが非常に弱いというところに大変大きな問題がある
大学教育部会(第15回) 議事録:文部科学省
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